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“Does it make sense?”は「理解できますか?」という意味の表現ですが、Googleで調べると「does it make sense 失礼」と出てくるので、失礼な表現なのかと不安になりますよね。
ということで今回は、“Does it make sense?”は失礼な表現なのかについてご紹介していきます。
本記事を参考にしつつ、”Does it make sense?”について理解していきましょう。
なお、以下の記事では私が今まで経験してきたおすすめのオンライン英会話についてまとめています。
実体験を中心に紹介していますので、どのオンライン英会話にすべきか悩まれている方はこちらの記事もぜひご覧になってみてください。
Does it make senseは失礼な表現なのか??
失礼ではなく丁寧な表現です
“Does it make sense?”は、失礼ではなくむしろ丁寧な表現です。
Googleでキーワードとして出てくるのは、”Do you understand?”が失礼な表現であるため、その代わりに”Does it make sense?”が提案されているからです。
従って、”Does it make sense?”は「失礼な表現ではない」というのが回答になります。
では、”Does it make sense?”の使い方についても学んでいきましょう。
1. 意味
直訳すると「それは意味を成しますか?」となりますが、実際には次のような意味で使われます:
- 「分かりますか?」
- 「理解できますか?」
- 「納得できますか?」
自分が説明した内容や意見が、相手にとって理解できているか、合理的だと感じてもらえているかを確認するための表現です。
2. 使う場面
A. 説明や提案の後に確認
話し手が説明や提案をした後、それが相手に分かりやすかったかどうかを尋ねます。
- 例文:
- “So, you need to press this button to start the machine. Does it make sense?”
(このボタンを押して機械を始動します。分かりますか?)
- “So, you need to press this button to start the machine. Does it make sense?”
B. 自分の考えの妥当性を確認
自分のアイデアや意見が合理的かどうかを確認するときに使います。
- 例文:
- “I think we should focus on quality over quantity. Does it make sense to you?”
(量よりも質に注力すべきだと思います。納得できますか?)
- “I think we should focus on quality over quantity. Does it make sense to you?”
3. ポジティブなニュアンス
この表現は、説明や意見を「押しつける」のではなく、「相手の理解を確認する」という丁寧なニュアンスを含みます。特に、カジュアルな場面で使うとフレンドリーに聞こえます。
4. 注意点
A. トーンが重要
言い方や状況によっては、相手が「バカにされている」と感じることもあります。例えば、批判的なトーンで使うと失礼に聞こえる場合があります。
- 失礼に聞こえる例:
- “What you’re saying doesn’t make sense.”
(あなたが言っていることは意味を成していない。)
→ 直接的で、攻撃的に感じるかもしれません。
- “What you’re saying doesn’t make sense.”
B. 丁寧な表現にする工夫
もしフォーマルに伝えたい場合、次のように言い換えることもできます:
- “Is that clear?”
- “Do you understand what I mean?”
- “Does that explanation work for you?”
5. 類似表現
以下のフレーズも似た意味で使えます:
- “Do you follow?”(ついてきていますか?)
- “Am I clear?”(私の説明は分かりやすいですか?)
- “Do you get it?”(理解できましたか? ※カジュアル)
6. まとめ
「Does it make sense?」は、相手の理解や納得を確認するための便利なフレーズで、特にカジュアルな場面でよく使われます。
ただし、トーンや状況によっては、誤解を避けるために柔らかい言い方を意識するのが良いでしょう。
「分かりましたか?」という意味の失礼な表現
「分かりましたか?」という意味を持つ英語表現の中で、場合によって失礼に聞こえるものをいくつか挙げます。
これらの表現は、トーンや使い方によって相手を不快にさせる可能性があります。
1. “Do you even understand?”
- 意味: 「そもそも理解できているの?」
- 失礼な理由: 「あなたには理解できないかもしれない」と、相手の能力を疑うようなニュアンスが含まれるため、攻撃的に聞こえます。
2. “Is that too hard for you to understand?”
- 意味: 「それって難しすぎる?」
- 失礼な理由: 相手を見下しているように感じさせる表現で、非常に皮肉なトーンになります。
3. “What’s so hard to understand?”
- 意味: 「何がそんなに理解できないの?」
- 失礼な理由: 相手が理解できないことを馬鹿にしているように聞こえるため、不快感を与える可能性が高いです。
4. “Why don’t you get it?”
- 意味: 「なんで分からないの?」
- 失礼な理由: 相手の理解力に問題があると責めるニュアンスが含まれています。
5. “It’s not that complicated, is it?”
- 意味: 「そんなに難しくないよね?」
- 失礼な理由: 自分の説明が簡単だという前提で、相手を見下しているように聞こえます。
6. “Use your brain!”
- 意味: 「頭を使ってよ!」
- 失礼な理由: 相手が努力していない、または知的ではないと暗に非難する表現です。
7. “Are you slow or something?”
- 意味: 「君、鈍いの?」
- 失礼な理由: 相手を直接的に侮辱しており、非常に攻撃的です。
注意点
これらの表現は、皮肉なトーンや相手をバカにするニュアンスを含むため、通常の会話では避けるべきです。特に、ビジネスやフォーマルな場面では使わないようにするのが良いでしょう。
代わりに使うべき表現
以下の表現は、相手に敬意を示しながら理解を確認する方法として適切です:
- “Does that make sense to you?”(分かりますか?)
- “Is everything clear?”(すべて分かりましたか?)
- “Do you need any clarification?”(何か補足が必要ですか?)
これらを使えば、相手に不快感を与えることなく、丁寧にコミュニケーションを取ることができます。
make sense と聞かれたら
「Does it make sense?」と聞かれた場合、状況に応じた適切な返事をすることが大切です。
以下に、答え方の例やポイントを解説します。
1. 理解している場合
相手の説明や意図が理解できたとき、肯定的に答える表現:
- “Yes, it makes sense.”(はい、理解できます。)
→ シンプルで最も基本的な答え方です。 - “Got it.”(分かりました。)
→ カジュアルな場面でよく使われます。 - “That’s clear.”(分かりやすいです。)
→ 説明が明確だったことを伝えられます。 - “I understand what you mean.”(おっしゃることは分かります。)
→ 少し丁寧でフォーマルな印象を与える返答です。
2. 部分的に理解している場合
完全には理解していないが、ある程度納得していると伝える表現:
- “I think so, but could you explain this part again?”
(そう思いますが、この部分をもう一度説明してもらえますか?)
→ 理解不足を補いたいときに使います。 - “Mostly, but I’m not sure about…”
(だいたい分かりますが、~については確信がありません。)
→ 特定の箇所にフォーカスして質問したいときに適しています。 - “It makes sense, but I have a question about…”
(理解できますが、~について質問があります。)
→ 会話を前向きに続けるニュアンスです。
3. 理解できていない場合
相手の説明が分かりにくかったとき、丁寧に伝える方法:
- “I’m sorry, but I don’t quite understand.”
(すみません、あまりよく分かりません。)
→ 謙虚で丁寧な表現。 - “Could you clarify that for me?”
(もう少し詳しく説明していただけますか?)
→ 理解したい姿勢を示せます。 - “Not really. Could you explain it in another way?”
(あまり分かりません。別の言い方で説明していただけますか?)
→ 他の表現で再度説明を求める柔らかい言い回し。
4. 他のフィードバックを含めた返事
場合によっては、相手の説明を評価しつつ返事をすることで、よりスムーズな会話ができます:
- “Yes, it makes sense. Thanks for explaining it so clearly.”
(はい、分かります。とても分かりやすい説明をありがとうございます。)
→ ポジティブなフィードバックを与えます。 - “That makes perfect sense now. I appreciate your help.”
(完全に理解できました。助けていただいて感謝します。)
→ 説明が明確だったことに感謝の意を示します。
5. 返答時のポイント
- 相手を否定しないトーンを保つ: 理解できていない場合でも、「あなたの説明が悪い」と責めるニュアンスを避ける。
- 具体的な質問をする: 分からない部分を具体的に伝えると、より建設的な会話ができます。
- ポジティブな表現を使う: 分かっていなくても、前向きな返事をすると会話がスムーズになります。
Does it make senseの例文集
英文例 | 和訳 |
---|---|
“You should take the train instead of driving. Does it make sense?” | 「車ではなく電車を使うべきです。それで納得できますか?」 |
“If we split the workload, we can finish faster. Does it make sense to you?” | 「仕事を分担すれば早く終わらせられます。納得できますか?」 |
“To fix the issue, we need to restart the system. Does it make sense?” | 「問題を解決するにはシステムを再起動する必要があります。それで分かりますか?」 |
“The budget is tight, so we need to cut costs. Does it make sense?” | 「予算が厳しいので、経費を削減する必要があります。それで理解できますか?」 |
“If you add this ingredient last, the dish will taste better. Does it make sense?” | 「この材料を最後に加えると、料理がもっと美味しくなります。それで分かりますか?」 |
“We should schedule the meeting for next week to give everyone more time. Does it make sense?” | 「みんなにもっと時間を与えるために、会議を来週に設定するべきです。それで納得できますか?」 |
“By focusing on one task at a time, you’ll work more efficiently. Does it make sense?” | 「一度に1つのタスクに集中すれば、もっと効率的に作業できます。それで分かりますか?」 |
“The instructions are on the first page. Does it make sense to check there first?” | 「指示は最初のページにあります。最初にそこを確認するのは理解できますか?」 |
Does it make senseの例文を作成しました。
適宜利用してみてください。
ビジネスにおけるDoes it make senseの使い方
ビジネスにおいて「Does it make sense?」は、相手の理解を確認したり、自分の提案や説明が妥当であるかどうかを確認するために非常に便利な表現です。
以下に、ビジネスシーンでの具体的な使い方やニュアンスを解説します。
1. ビジネスでの基本的な意味と目的
「Does it make sense?」は、次のような状況で使われます:
- 理解を確認する:説明や提案が分かりやすかったか確認。
- 納得感を得る:相手が内容に同意しているか確かめる。
- 会話を進めるためのきっかけを作る:相手が質問や意見を出しやすい雰囲気を作る。
例:
- “We need to adjust our strategy based on the new market trends. Does it make sense?”
(新しい市場動向に基づいて戦略を調整する必要があります。それで納得できますか?)
2. 使用シーンと例文
A. プロジェクトの進行状況や説明後の確認
- 自分の説明が相手に伝わったかを確認するために使います。
- 例文:
- “To meet the deadline, we’ll need to prioritize these tasks. Does it make sense?”
(締め切りに間に合わせるには、これらのタスクを優先する必要があります。それで理解できますか?)
- “To meet the deadline, we’ll need to prioritize these tasks. Does it make sense?”
B. 提案やアイデアを共有するとき
- 提案やアイデアが相手にとって納得のいくものであるかを尋ねます。
- 例文:
- “If we allocate more resources to marketing, we can improve our reach. Does it make sense to you?”
(マーケティングにもっとリソースを割けば、リーチを広げられます。それで納得できますか?)
- “If we allocate more resources to marketing, we can improve our reach. Does it make sense to you?”
C. 会議やディスカッションの中で意見を確認
- 会話を整理し、全員が同じ理解を共有しているかを確認します。
- 例文:
- “Let’s summarize the key points to ensure we’re on the same page. Does it make sense?”
(重要なポイントをまとめて、全員の理解を確認しましょう。それで分かりますか?)
- “Let’s summarize the key points to ensure we’re on the same page. Does it make sense?”
D. トレーニングや指示を出す際
- 部下や同僚に仕事の手順や期待値を伝えた後に使います。
- 例文:
- “You’ll need to submit the report by Friday, and please include the latest data. Does it make sense?”
(金曜日までにレポートを提出し、最新のデータを含めてください。それで分かりますか?)
- “You’ll need to submit the report by Friday, and please include the latest data. Does it make sense?”
3. ポジティブな印象を与える使い方のポイント
ビジネスでは、相手に圧迫感を与えないように以下を意識しましょう:
A. 柔らかいトーンで話す
- 「Does it make sense?」はカジュアルに聞こえることもあるので、フォーマルな場ではトーンを柔らかくします。
- 例文:
- “I hope this approach aligns with your expectations. Does it make sense to you?”
(このアプローチがあなたの期待に合っていることを願っています。それで納得できますか?)
- “I hope this approach aligns with your expectations. Does it make sense to you?”
B. 補足情報を用意する
- 相手が「分からない」と答えやすいようにフォローアップの言葉を添える。
- 例文:
- “Does it make sense? If not, I’d be happy to clarify further.”
(納得できますか?もしそうでなければ、さらに説明させていただきます。)
- “Does it make sense? If not, I’d be happy to clarify further.”
C. 相手の意見を引き出す
- 理解確認だけでなく、意見を求めるニュアンスを含めると、より建設的な会話が生まれます。
- 例文:
- “Does it make sense? Or do you see another way we could approach this?”
(納得できますか?それとも別のアプローチを検討すべきだと思いますか?)
- “Does it make sense? Or do you see another way we could approach this?”
4. 「Does it make sense?」の言い換え表現
場合によっては、他の表現を使うことでさらにフォーマルまたは柔らかいニュアンスを出せます。
表現 | 和訳 | 用途 |
---|---|---|
“Is that clear?” | 分かりましたか? | 短く明確に確認する場合。 |
“Do you agree with this?” | この点に同意しますか? | 相手の意見や同意を求めたい場合。 |
“Does this sound reasonable?” | 妥当だと思いますか? | 提案や計画が合理的か確認する場合。 |
“Are we aligned on this?” | この点について意見は一致していますか? | チーム内の理解を確認する場合。 |
5. 注意点
- トーンに注意: きつい口調で言うと「分かるよね?」という押しつけがましい印象を与える可能性があるので、柔らかい口調で使う。
- フォーマルな場面では補足を加える: シンプルな「Does it make sense?」よりも、もう少し丁寧な表現を加えると良い。
「Does it make sense?」は、理解や納得を確認するだけでなく、相手との協力や会話を円滑に進めるための重要なフレーズです。上記の使い方を参考に、状況に応じて活用してみてください!
尚、in order toについては、以下の記事をご覧ください。
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まとめ
さて、本記事をまとめますと・・・
失礼ではなく丁寧な表現です
最後までご覧頂き有難うございました。
なお、外国人の英語に対応するには、実際に英語で会話する練習をするのが最適です。
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以下の記事では私が今まで経験してきたおすすめのオンライン英会話についてまとめています。
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