【英語】ネイティブはso soを使わないのか検証してみた

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“so so”「まあまあ」という意味で、日本人が好んでよく使う表現です。

しかし、こんなことを聞いたことはないでしょうか?

“so so”をネイティブは使わないと。

ということで今回は、“so so”という表現をネイティブは本当に使わないのか徹底的に検証していきます。

本記事を参考に、「まあまあ」という時には一体何と言ったら良いのか考えていきましょう。

なお、以下の記事では私が今まで経験してきたおすすめのオンライン英会話についてまとめています。

実体験を中心に紹介していますので、どのオンライン英会話にすべきか悩まれている方はこちらの記事もぜひご覧になってみてください。

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目次

ネイティブはso soを使わないのか検証してみた

食事の感想を聞かれてまあまあと答えている人

<結論>

ネイティブは”so so”を使いません。

まずは、結論です。

ズバリ、「ネイティブは”so so”を使いません」。

どうやら、我々日本人が考えているよりも不自然な表現なようです。

以下で紹介している全ての動画に出演しているネイティブは、「so so」を使わないので他の表現を使いましょうと紹介しています。

それでは、細かく検証して結果について見ていきましょう。

なお、今回はネイティブが紹介しているYoutube動画を3本調べ、「so so」について検証しました。

That’s English School

That’s English Schoolチャンネルより動画を引用します。

この動画では、イギリス人のスコットさんが「so so」の表現について解説してくれているものになります。

スコットさんは「so so」の表現が嫌いなようで、日本人は「so so」の使い方を間違えている人が多いとのこと。

「so so」を使う人はボキャブラリーに乏しく、スコットさんはこの表現を使わない方が良いと強く言っていました。

「It wasn’t bad」、「It wasn’t all that difficult」、「It was average at best」、「It was nothing to write home about」などがおすすめとのことでした。

Parker House

Parker Houseチャンネルより動画を引用します。

カナダ人のロバートさんが「so so」について紹介しているショート動画で、ネイティブは「so so」を使わず、「It was OK」、「It was alright」を使ってねと紹介してくれています。

English Lessons with Laura

English Lessons with Lauraチャンネルより動画を引用します。

アメリカ人のLauraさんが「so so」について解説しており、ネイティブはほとんどこの表現を使わないのだとか。

「It was pretty good」、「not bad」、「okay」などを使いましょうと紹介してくれています。

so so の使い方

旅行の感想を聞かれてまあまあと答えている人

この章では、「so so」の使い方について解説します。

1. 基本的な意味:

「so so」は英語で「まあまあ」「普通」という意味で使われます。何かが良くも悪くもない状態を表す際に使われる表現です。
例:

  • A: How was the movie? (映画はどうだった?)
  • B: It was so so. (まあまあだったよ。)

この場合、「so so」は特に感動も失望もしていない、可もなく不可もないというニュアンスです。


2. 使い方のポイント:

  • 「so so」はフォーマルな場面ではあまり使われません。カジュアルな会話で使われることが多いです。
  • 言葉を濁したり、控えめな意見を述べたいときに便利です。

3. 発音のコツ:

「so」と「so」の間に少し間を入れて言うと自然に聞こえます。平坦なトーンで言うのがポイントです。


4. 注意点:

  • 「so so」はあまりポジティブなニュアンスではありません。「まあまあ」というニュアンスがそのまま伝わるため、「最高だった!」という場合には使いません。

例外的に、使い方や表現によっては否定的に受け取られることもあります。そのため、「まあまあ」という答えで満足感を示したい場合には、より具体的に説明する方が良いかもしれません。

so so が使えるシチュエーション

仕事の感想を聞かれてまあまあと答えている人

「so so」が使えるシチュエーションをいくつか紹介します。

この表現は、主に「まあまあ」「普通」というニュアンスでカジュアルな会話に使われます。


1. 感想を述べるとき

映画、料理、イベントなどの感想を聞かれたときに使えます。

例:

  • A: How was the food? (料理はどうだった?)
  • B: It was so so. (まあまあだったよ。)

状況: 食事が特に良くも悪くもなく、普通だった場合。


2. 体調を聞かれたとき

「元気?」や「調子はどう?」という質問に対して、自分の体調が普通のときに使えます。

例:

  • A: How are you feeling today? (今日は調子どう?)
  • B: So so. (まあまあかな。)

状況: 体調が特別悪くも良くもないけど、特に強調したいことがないとき。


3. スキルや結果を説明するとき

自分の能力や試験結果などを控えめに表現したいときに使えます。

例:

  • A: How was your test? (テストはどうだった?)
  • B: So so. (まあまあだね。)

状況: 良くも悪くもない結果を伝えたいとき。


4. 天気を話題にするとき

天気が特に印象的ではない場合にも使えます。

例:

  • A: How’s the weather today? (今日の天気どう?)
  • B: It’s so so. (まあまあかな。)

状況: 雨でも晴れでもなく、特筆すべきことがない天気の日。


5. 何かを試した後の感想

新しいことを試したけど、特に満足もしなかった場合に使えます。

例:

  • A: Did you like the new cafe? (新しいカフェどうだった?)
  • B: So so. (まあまあだったよ。)

状況: カフェが悪くはなかったけど、また行きたいとは思わないとき。


6. 音楽や本について話すとき

曲や本が平凡で印象に残らなかった場合にも使えます。

例:

  • A: Did you like the new album? (新しいアルバム気に入った?)
  • B: It was so so. (まあまあだったね。)

状況: 特に目立った特徴や感動がなかった場合。


注意点

  • フォーマルな場面では避ける
    「so so」は少し曖昧な印象を与えるので、ビジネスやフォーマルな場面では「It was okay.」や「It was not bad.」の方が適しています。
  • 具体的に説明できるとさらに良い
    相手が「どうしてまあまあだったのか」と気になる場合もあるので、理由を簡単に付け加えると会話がスムーズになります。

so so以外の「まあまあ」を表す表現

試乗の感想を聞かれてまあまあと答えている人
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表現意味例文
It’s okay.悪くない、まあまあA: How was the movie?
B: It’s okay. (映画どうだった? まあまあかな。)
Not bad.悪くない、まあまあA: How was dinner?
B: Not bad. (夕食どうだった? 悪くなかったよ。)
Fair enough.まあいい、仕方ないA: The result wasn’t great.
B: Fair enough. (結果は良くなかったね。まあ仕方ない。)
Nothing special.特に良くも悪くもないA: Did you like the book?
B: Nothing special. (本どうだった? 特に普通かな。)
Just average.平均的な、普通A: How’s your new job?
B: Just average. (新しい仕事どう? まあ普通だね。)
So-so.まあまあA: How’s life?
B: So-so. (元気? まあまあかな。)
Decent.悪くない、まあまあA: Was the hotel good?
B: It was decent. (ホテルどうだった? 悪くなかったよ。)
Could be better.もっと良くてもよかったA: How was the service?
B: Could be better. (サービスどうだった? もっと良くてもよかった。)
Alright.まあまあ、許容範囲A: Was the concert fun?
B: It was alright. (コンサート楽しかった? まあまあだね。)
Moderate.適度な、普通のA: How spicy was the food?
B: Moderate. (料理の辛さはどう? 適度だったよ。)

これらの表現は、場面や文脈によって使い分けられます。

「まあまあ」を少しポジティブにしたい場合や、もう少し具体的なニュアンスを加えたい場合に便利です。

以下に、表で挙げた「まあまあ」を表す表現をさらに詳しく解説します。

それぞれのニュアンスや使い方、適した場面について見ていきましょう。


1. It’s okay.

  • 意味: 「悪くない」「まあまあ」
  • ニュアンス: 特に感動はしていないが、不満もないというニュートラルな感情を表します。
  • 使い方: 日常会話で最もよく使われる表現の一つ。シンプルで使いやすいですが、あまり感情を込めないのが特徴。
  • 例:
    A: How was your day? (今日どうだった?)
    B: It’s okay. (まあまあかな。)

2. Not bad.

  • 意味: 「悪くない」「そこそこ」
  • ニュアンス: 少しポジティブなニュアンスが含まれます。「思ったほど悪くなかった」という印象を与える場合もあります。
  • 使い方: カジュアルな会話で使いやすく、やや満足しているときに使います。
  • 例:
    A: How’s your new phone? (新しいスマホどう?)
    B: Not bad. (悪くないよ。)

3. Fair enough.

  • 意味: 「まあいい」「仕方ない」
  • ニュアンス: 自分の期待を下回ったが、受け入れられるときに使うことが多い。
  • 使い方: 結果や意見に同意したり納得するときに使います。ややフォーマル寄り。
  • 例:
    A: The project didn’t go as planned, but we tried our best. (計画通りにはいかなかったけど、頑張ったよ。)
    B: Fair enough. (まあ、それは仕方ないね。)

4. Nothing special.

  • 意味: 「特に良くも悪くもない」
  • ニュアンス: 特別ではない、記憶に残らないような普通さを表します。
  • 使い方: 映画や食事などについて、「目立った点がない」と感じたときに使います。
  • 例:
    A: Did you enjoy the meal? (食事は楽しめた?)
    B: Nothing special. (特に普通だったよ。)

5. Just average.

  • 意味: 「ただの平均的な」「普通」
  • ニュアンス: ポジティブでもネガティブでもない状態。やや冷静で分析的な印象を与えます。
  • 使い方: スコアや評価などの文脈で使うことが多い。
  • 例:
    A: How was your test result? (テストの結果どうだった?)
    B: Just average. (まあ平均くらいだね。)

6. So-so.

  • 意味: 「まあまあ」
  • ニュアンス: 良くも悪くもない状態を簡単に表します。感情を込めず、カジュアルな表現。
  • 使い方: 短く簡単に応答したいときに便利。
  • 例:
    A: How’s your new job? (新しい仕事どう?)
    B: So-so. (まあまあかな。)

7. Decent.

  • 意味: 「悪くない」「まあまあ良い」
  • ニュアンス: ややポジティブで「期待を完全に満たすわけではないが、受け入れられる」という意味合い。
  • 使い方: 「そこそこ良かった」と少し褒めるニュアンスを含む。
  • 例:
    A: How was the hotel? (ホテルどうだった?)
    B: It was decent. (まあまあ良かったよ。)

8. Could be better.

  • 意味: 「もっと良くてもよかった」
  • ニュアンス: 悪くはないが、満足しきれていない状態を表します。期待を下回ったという暗示があります。
  • 使い方: 改善の余地があると感じたときに使います。
  • 例:
    A: How was the service? (サービスどうだった?)
    B: Could be better. (もっと良くてもよかったね。)

9. Alright.

  • 意味: 「まあまあ」「許容範囲内」
  • ニュアンス: カジュアルで、特に感情を込めずに「悪くはない」と言いたいときに使います。
  • 使い方: 日常会話で広く使われます。シンプルな評価に適しています。
  • 例:
    A: Was the concert good? (コンサート良かった?)
    B: It was alright. (まあまあだね。)

10. Moderate.

  • 意味: 「適度な」「普通の」
  • ニュアンス: 数値や程度を説明するときに使われることが多く、フォーマルな表現。
  • 使い方: 辛さや温度など、具体的な状況の中で「ちょうど中間」のニュアンスを出したいときに便利。
  • 例:
    A: How was the spiciness of the curry? (カレーの辛さどうだった?)
    B: Moderate. (適度だったよ。)

まとめ

これらの表現は微妙なニュアンスの違いがあるので、状況や感情に応じて使い分けると便利です。「まあまあ」と言いつつ、少しポジティブにしたいのか、少しネガティブにしたいのかで選ぶべき表現が変わります。練習したいシチュエーションがあれば、ぜひ教えてください!

so so の例文集

上司の感想を聞かれてまあまあと答えている人

以下に、「so so」を使った例文を30個作り、それを3つの表に分けて和訳をつけました。

各表には異なるシチュエーションを含めています。


表1: 感想・評価に関する例文

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英語の例文和訳
The movie was so so.映画はまあまあだった。
The food at the restaurant was so so.そのレストランの料理はまあまあだった。
His performance in the play was so so.彼の劇での演技はまあまあだった。
The book was so so; I’ve read better ones.本はまあまあだった。もっと良い本を読んだことがある。
The hotel service was so so.ホテルのサービスはまあまあだった。
The party was so so, but I enjoyed seeing friends.パーティーはまあまあだったけど、友達に会えて楽しかった。
The new cafe is so so; the coffee wasn’t great.新しいカフェはまあまあ。コーヒーがいまいちだった。
The song is so so; it’s not very catchy.その歌はまあまあ。あまり耳に残らない。
His speech was so so; it lacked emotion.彼のスピーチはまあまあだった。感情が足りなかった。
The weather today is so so.今日の天気はまあまあだね。

表2: 自分の体調・調子に関する例文

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英語の例文和訳
I’m feeling so so today.今日はまあまあの気分だよ。
My health has been so so lately.最近の体調はまあまあかな。
After the workout, I felt so so.トレーニングの後、まあまあの感じだった。
My sleep quality last night was so so.昨夜の睡眠の質はまあまあだった。
I’ve been so so about my job recently.最近仕事についてまあまあの感じだね。
My mood today is so so, not great.今日の気分はまあまあだね、最高ではないけど。
How are you feeling? So so, thanks.調子はどう? まあまあだね、ありがとう。
My energy level is so so this morning.今朝のエネルギーはまあまあかな。
I tried the new exercise routine, and it was so so.新しい運動ルーティンを試したけど、まあまあだったよ。
After eating, I felt so so, not satisfied.食事の後、まあまあの感じだった。満足ではなかったけど。

表3: 物事や経験についての例文

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英語の例文和訳
The vacation was so so; the weather wasn’t great.休暇はまあまあだった。天気が良くなかった。
My new haircut is so so.新しい髪型はまあまあだね。
The presentation went so so; I forgot some points.プレゼンはまあまあだった。いくつかのポイントを忘れた。
The meeting was so so, not very productive.会議はまあまあだった。あまり生産的ではなかった。
My new shoes are so so; they’re not very comfy.新しい靴はまあまあ。あまり履き心地が良くない。
The online class was so so; the internet was slow.オンライン授業はまあまあだった。ネットが遅かった。
The dessert was so so; it was too sweet.デザートはまあまあだった。甘すぎた。
My driving test result was so so.運転試験の結果はまあまあだった。
The neighborhood is so so; it’s a bit noisy.その近所はまあまあだね。少しうるさい。
My weekend was so so, just stayed home.週末はまあまあだった。家にいただけだよ。

解説

  • 表1: 感想や評価を伝える場面で「so so」を使用しています。映画や食事、サービスなど、具体的なものを評価するときに便利です。
  • 表2: 自分の体調や調子を表す文です。曖昧なニュアンスを伝える際に自然に使えます。
  • 表3: 経験や物事についての全体的な印象を表します。旅行、プレゼン、オンライン授業など、特定の状況を指しています。

「so so」を使って実際の会話を練習したい場合や、応用について知りたい場合も気軽に聞いてください!

なお、sorryの返し方については以下の記事をご覧ください。

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まとめ

さて、本記事をまとめますと・・・

ネイティブは”so so “を使わないのか?

結論:ネイティブは”so so”を使いません。

最後までご覧頂き有難うございました。

なお、外国人の英語に対応するには、実際に英語で会話する練習をするのが最適です。

オンライン英会話は、コストをかけずに外国人と会話する練習をすることができるため、手軽に勉強したい方におすすめになります。

以下の記事では私が今まで経験してきたおすすめのオンライン英会話についてまとめています。

実体験を中心に紹介していますので、どのオンライン英会話にすべきか悩まれている方はこちらの記事もぜひご覧になってみてください。

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この記事を書いた人

・TOEIC800点
・東京大学大学院卒業
・企業の理系研究員
・米国に出張経験あり

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